旧千歳空港ターミナルビルへのアクセスは、現在のJR南千歳駅から空中回廊が伸びており、徒歩で移動できた。
現在、旧千歳空港ターミナルビルは全て撤去され跡形もないが、航空機の駐機場、国道からの出入り口、空港駐車場、空中回廊の一部が現在も残っている。
下の画像は、1985年当時の空中写真である。
画面中央が国鉄千歳空港駅(現JR南千歳駅)、そこからターミナルビルまで伸びている空中回廊を確認できる。
出典:国土地理院 |
これらは現在でもターミナルビルを除き、ほとんどの遺構を確認できる。
空中廊下への通路は、今も南千歳駅に残ったままであり、ほんの一部だが歩くことができる。
左上に突き出ているのが空中回廊の一部。 当時はこれが駐車場を横断し、空港ターミナルまで続いていた。 |
空中回廊の中から苫小牧側を撮影。 下に駐車場の跡地が見える |
反対側(札幌側)。 今は国道36号を渡る横断歩道橋として使われている。 |
空中回廊から、国道の反対側へ降りる事ができるので、ここから跡地をいろいろ撮影してみた。
外に出ると歩道へ降りる階段があるのでそこから撮影。 駐車場の黄色いラインが今でも残る。 |
奥に広大な駐車場跡が見える。 この先に空港ターミナルがあった。 |
駐車場跡。 |
左が南千歳側、右にはターミナルがあり、 ここを空中回廊が横断していた。 |
少し札幌側に移動し、国道36からの車両進入口と出口を探す。
進入口と出口は各2車線ずつ、平行に敷設さてていた。